2019年8月29日、総務財政委員会では、公益財団法人福岡市スポーツ協会の概要と平成30年度の決算状況、平成31年度事業計画に関する説明があり、本日も複数の質問をしました。私が、委員会や議会で毎度質問をするのは、「お役所仕事という言葉がありますが、これをチェック・是正できるのは、議員だけである」と当選直後に先輩政治家から教えられ、共感しているからです。
今日は、市民に一番身近なスポーツ協会。私も身体を動かす事が大好きなので、もっと福岡市として色んな方に参加や発展してほしく、福岡の未来のために質問させて頂きました。
(質問1)
山根会長で話題になったアマチュアボクシング協会など、他にもスポーツ振興団体はたくさんあるかと思いますが、加盟42団体の他に、オリンピック競技にはある、サーフィン・ボクシング・ゴルフ・テコンドー・トライアスロン・ウェイトリフティングなどは、加盟していない。加入申請があれば、加入できるのか。何かその規定などあれば知りたい。
(回答1)
基本的に福岡市スポーツ協会は、日本スポーツ協会福岡県体育協会の下部組織。日本スポーツ協会の場合は、競技団体、準競技団体、それから競技関係団体という区分。福岡市スポーツ協会は、加盟団体というひとくくりで整備。加盟団体に加盟する為には、競技団体でなくても中央競技団体でなくても、基本的に理事会承認を得ることでの加盟。加盟にするにあたっては、事務所そのものが福岡市内にあること、福岡市で活動出来る事が必須。だから実質的に国や県に組織にあっても、市にないというのは堅実的。サーフィンと言われたのは、今私どもの把握している団体にはない。福岡市で活動するいうことになれば、理事会に申請をされるという、理事会にお諮りして加入することになる。
(質問2)
最近では、新たなスポーツでeスポーツとか、出てきていますが、当協会では、これまでと全く異なるようなジャンルでのスポーツ団体への勧誘など、指針とかあるのか。
(回答2)
スポーツの定義そのものが、最近変わってきているのはご指摘の通り。その中でも、eスポーツは特に俗にいうゲームから発達したもの、日本スポーツ協会のほうも、加盟させるかどうかも検討されている。私どももそれがないのに、これをスポーツと認めない。今の時点では難しい。
(質問3)
ゲームだからですか。
(回答3)スポーツとして認めるかどうか。本来は身体を動かすものだから、指を動かすのも一緒だろうと思うかもで、そのものをスポーツ協会として率先して逆に難しい。
→アーチェリーや射撃ってどうなんだろうと思う回答でした・・・
(質問4)
こどもの日、体育の日の市民体育館、中央体育館、総合西市民プールの無料開放について、無料というのは、福岡市民ではない、福岡市に税金を納めていない方も利用できるのか。
(回答4)
基本的に子どもの無料開放という事でやっているので、限定なし。証明確認なし。
(質問5)
質問4の無料開放事業について、受益者負担の観点から、無料開放が始まった経緯とその趣旨を教えて欲しい。民間のスポーツクラブなら、キャンペーン1日無料など十分理解出来るが、受益者負担の観点からすると、結局は施設を使用しない他の市民負担という事にならないか。公共の施設という観点で知りたい。
(回答5)
こどもの日と体育の日の無料開放事業につきましては、これは今のスポーツ協会が組織としてなる前に以前から実施されていた事業。厳密には、福岡市が始めた。子どもたちにスポーツに親しんでもらう事が目的で、その趣旨にのっとって私どももやらしてもらっている。公共施設の使命の一つとして継続している。
(質問6)
子どもだけか。
(回答6)
中学生まで。
(質問7)
オリンピック、パラリンピックが、来年開催されるが、本市在住の出場選手に補助金を出す予算計画はあるか。例えば、直接的でなく、加盟団体を通じた間接的に出すものや方針があれば知りたい。
(回答7)
加盟団体のオリンピック、パラリンピックの選手について、国が認定してサポートするようになっていて、市は何もしない。